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ルールは破るためにあるの…?
2008-05-05
むかーしむかしあるところに
おじいさんとおばあさんはいませんでした。
話になりません。
続きを読む前にコチラもクリックお願いします!→ 弁護士
あなたは、ルールを破ったことがありますか。
どんなものでも結構です。
家のしきたりでも、学校の校則でも、彼女との約束でも。
もちろん、赤信号を渡ったり、駐禁の場所に車を停めたり、
飲酒運転をしたり、キセル乗車をしたり、痴漢、のぞき、下着泥棒
といった、
違法なことである必要はありません。
どうでしょう?
おそらく、何一つ決められたことを破ったことなどない、
という人はいないはずです。
では、次に、
なぜルールをやぶってしまうのでしょうか?
考えてみてください。
はい、そこまで。
自由でいたいから?
拘束されたくないから?
楽して利益を得たいから?
うん、そうですね。
一応、私の用意した答えらしきものは、以下の6つです。
1 知らないから
― えっ、そんな決まりあったの?
刑法38条3項に、こうあります。
「法律を知らなかったとしても、そのことによって、罪を犯す意思がなかったとすることはできない。
ただし、情状により、その刑を減刑することができる。」
法の不知は免責、となるわけではありません。
2 知ってはいたけどよく理解してなかったから
― だって、車はだめっていうけど、バイクはいいのかと思ったんだもの。
3 納得できないから
― だから、なんで彼は喜ばれて、おれはセクハラなの?
4 みんな守ってないから
― みんなタバコすってるやん、なんで私だけ罰金はらわなあかんのん
5 守らなくても平気だから
― ほんとは夜ごみ捨てちゃいけないんだよね、みんな守ってないけど。
6 うっかりしちゃったから
― やっべえ、スーツ着てくるの忘れちゃった。
どうですか、あてはまりましたか?
そうしたら、
そんな状況にあるルールが、
守られるようにするためにどうしたらいいでしょうか。
それを考えて、実践していくのが、コンプライアンスです。
例えば、
1、2なら、経営者側、管理者側が周知徹底させるとともに、
従業者側も自己研鑽やアンテナを張る必要がありますよね。
研修やセミナー参加などの啓蒙活動も必要かもしれません。
3ならどうでしょう。
納得いくまで、
上司や専門部署に相談したり、
外部の専門家に相談したり、
場合によっては、ルールの変更を求めたり、
といったことが必要かと思います。
経営者側からは、そのような場を設定する必要があるでしょう。
あるいは、内部通報制度の整備がこれに対する役割を果たすかもしれません。
4や5は、ルールそのものの必要性を疑う必要がありそうです。
あるいは、場合によっては、
強制力、罰則や褒賞が必要になるかもしれません。
6は、人間ですから、完璧にはいきません。
それを見越した相互チェック体制の強化が必要になるでしょう。
以上ですが、
実際には、例えば、
コンプライアンスの取り組みでずば抜けた実践をされている、
富士ゼロックス
第一法規と共同でテキストを作成し、
社長をはじめ、
全社員が80点とれるまで、イーラーニングでテストをさせています。
テストで実際変わるのか、は微妙ですが、
その取り組み姿勢には、
やはりリーディングカンパニーとしての
一日の長を感じます。
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